2012年8月27日月曜日

第4回 ─── そんなこんなで

発注してしまいました、ダーツシャツ。
正確にはポロシャツですが。

1着からオーダーできてある程度自由にデザイン配置ができて、なおかつ低コストなところを探していたのですが、どうやっても1万円を切らない事がわかったので(もっと探せばあるんでしょうが…)一番短納期かつそれなりの価格になりそうな所に見積依頼を出し、まぁ納得できる値段が帰ってきたので数カ所修正の上で正式にオーダーをかけました。

図案はこんな感じで http://twitpic.com/ao7jno 込み込み12000円ちょいになる予定。
(8/31追記…正式な見積が来ました。完成イメージはこちらで http://twitpic.com/apiqjw 10500円。)
『東方ダーツの世界』的には grand guignol スタンダードポロを使用した Team Scarlet Devil アウェイ用ユニフォームのレプリカ、という位置付けになるかと。

納期が2週間前後との事ですがダメ元で来月7日納品で依頼したので、間に合えば9/9、博多スターレーンでのチルノオンリーに着て行く予定だったり。
ここ的には本番は同日のRevolution 2012 2nd Stage(県予選)なのですが…w

さて、そのRevo 2nd Stage。
自分がいるのがBronzeランクなのだけども、長崎県ブロックは1st Stage通過枠が24あった中、実際に規定ゲーム数を終了した人数が13名。
そしてその13名がそのまま1st Stageを通過。

正直に言いますが、物足りない。つーか、少なすぎる。
確かにBronzeランクは一番下のランクではあるけども、だからこそもっといるべきだし、いなきゃいけないランクなんじゃないかと思うわけで。
まぁ、エントリー1回あたり参加費500円+ゲーム代200円×10ゲーム=2500円(1stは思ったより成績が出なかったなどの理由での複数回"エントリー"が可能)というのは高いんじゃない?というのも心情的には理解はできるのだけど。

もう一つ、『こんな腕前で大会に出るのは…』という心理もよくわかる。
自分もそうだった。
でも、以前思い切って出てみたハウストーナメントは思いのほか楽しかったし、勝ち抜いていく厳しさや負ける悔しさも改めて知った。
だから今回のRevolutionも出てみようと思ったし、10ゲームを真剣に戦ってあの頃の自分と比べれば格段に"進歩"した。

だから、とは言わない。
でもほんの少しづつでもいいから踏み出して行ってほしい。
ダーツの楽しさや悔しさを知っていってほしい。

そして"やっぱりダーツは面白い!"と思ってもらえたら、それでいいと思う。

それでは、また次回。

2012年8月14日火曜日

第3回 ─── なんだかおかしな事に

また随分と間が空きました。


この間にあちこち仕事だったり武者修行だったりイベントに行ったりの生活だったのですが、ふと
『ダーツ用のシャツが欲しいかな』

『それっぽいスポンサーロゴ作ってみようか』

『んじゃちょっとそれっぽい世界観を考えてみよう』

と、徐々に病状が進行して行き、ついには下記のようなものが出来上がっていました。

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『東方ダーツ』の世界


我々が通常知る『東方Project』とは少し異なり、『弾幕ごっこ』がダーツに"すり替わった"世界。

各陣営は日々ダーツの腕を磨いていて、隙あらば対決を仕掛けたり仕掛けられたり。
そんな中、"吸血鬼" レミリア・スカーレット、"亡霊嬢" 西行寺幽々子、"大賢者" 八雲紫、そして"博麗の巫女" 博麗霊夢の4名が発起人となり一つの団体が発足する。

GDA、幻想郷ダーツ協会。


ランク制度や対決の際のルールを制定し可能な限り平等な対戦環境を整備する事が目的であり、1年に2回の"大会"を主催する。

これにより一般にも競技としてのダーツが普及し、一大ムーブメントが巻き起ころうとしていた。




・各ブランド一覧(確認できているもののみ)

『Scarlet』…スタンダードから超実験的なものまで資金力を活かしたバリエーション豊かなバレルが主力。個性的なアクセサリも多数リリースしている。
【所属選手】…レミリア、フラン、パチュリー、咲夜、美鈴、小悪魔

『桜花』…バレルを扱っていない珍しいブランド。フライトの種類が豊富でダーツケースやアクセサリの品質にも定評がある。しかし最近"ついに"という噂が出てきている。
【所属選手】…幽々子、紫、藍、妖夢、レティ

『Grand Guignol』…デザインと機能性を両立させているウェアを多数出しているアパレルブランド。中でも現在のフラッグシップである"Shanghai"のクオリティは驚愕を持って迎えられた。

『Moonlight』…良質なティップとシャフトが現在に至るまで主力商品なのだが、そのせいであまりバレルが目立たないという悩めるブランド。ダーツボードのシェアが地味にトップ。
【所属選手】…輝夜、永琳、メルラン、パルスィ、リグル

『Lucky Clover』…Moonlightの別ブランドとして初心者向けの安価なダーツを供給。磁石式やマジックテープ式のいわゆる"おもちゃダーツ"も展開していて隠れたヒット商品になっている。
【所属選手】…鈴仙、てゐ、萃香、橙、大妖精、チルノ

『PhoeniXXX』…Moonlightとはある意味良きライバル。人を選ぶ攻撃的カットが施された前重心バレルはハマれば絶品。Moonlighrt製品との相性が"なぜか"すこぶる悪い。
【所属選手】…妹紅、慧音、星、勇儀、はたて、ミスティア

『KMI Darts』…河童たちの能力をフルに活かし設計されるバレルは初心者向けから上級者向けまでツボが押さえられた銘品との誉れが高い。他ブランドへのOEM供給も行う。
【所属選手】…にとり、文、雛、椛、静葉

『カワシロ・メタル』…バレル原料の供給元。KMI傘下だが他ブランドにも特に制約なく供給しているためシェア100%。しかし価格は良心的。

『Quanna』…出すバレルはストレートのみという独自の哲学を持つ。カットの加工精度はKMIすら舌を巻くほど。スティール・バレルや金属製シャフトの評価も高い。
【所属選手】…神奈子、諏訪子、早苗、穣子、小傘

『Phantasma』…GDC公式ダーツボードなども手がける総合系ブランド。ある意味人を選びすぎるバレルにはマニアックなファンがついている。
【所属選手】…映姫、小町、幽香、ルナサ、ナズーリン

『Black Sun』…独自の精錬技術で複雑かつ高精度なバレルを生み出す新興バレルブランド。ただし総合的な品質管理にはまだ課題を残している。
【所属選手】…さとり、こいし、空、燐、ヤマメ、キスメ

『無我』…イベント管理のために最近立ち上げられた新しい組織。ハウスレベルからの出発だったが確かな仕事ぶりで急速に成長中。近々同名ブランドで関連商品を出すとの噂。

『Level Twelve』…ごく最近発足したブランドだがユーザーの意見を取り入れるスピードは業界随一のレベル。デビュー作として一度に12種類のバレル、シャフト、フライトを出してくるサプライズを見せた。
【所属選手】…神子、屠自古、布都、青娥、一輪

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…とまぁ、気づけばこんな事になってしまいました。
せっかくなのでこれらを活かしていこうかなと…

それでは、また次回。

2012年7月7日土曜日

第2回 ─── 次のダーツを買いました。

少し間が空きました。

福岡・天神で新しいバレルを見つけようと久々に行ってまいりました。
今回お世話になったのは『ダーツショップ TiTO(ティト)福岡』。
九州の各所にダーツバーやダーツショップを展開しているお店。

実は先月下旬に4000円くらいのバレルを買っていたのですが、これが思ったよりもしっくり来なかったのでこれは実際に試し投げで決めないとあかんなぁと。

『バレル』とはダーツの部品で実際に投げる際に指で持つ(支える)部分の事で、多くのメーカーから非常に多くの形・デザインのものが販売されています。

ダーツマシンが置いてあるネットカフェやバーなどで無料で貸してもらえるダーツは『ハウスダーツ』と呼ばれるもので、とにかく安く大量に作るため本当にシンプルなデザインです。
ダーツが好きになって、ハウスダーツに満足できなくなってきたら『マイダーツ』を購入する、というのが一般的な流れになるでしょうか。

さて、今回の目的のバレル。
実はどういう系統で選ぶかをかなり迷っていました。
今までの経験上、太めでバレルの重心が前寄りのもの、という見当はかなり固まってきていて、先日選んだバレルもそういう感じだったのですが、どうにもしっくり来なかったのです。

このお店ではパッケージと一緒に試し投げ用のバレルが吊るしてあるので、それを実際にボードに投げて感触を確かめていきます。
自分のイメージに近いバレルを次々に黙々と投げ込んでいくと、ちょっとあれっ、と思ったものがありました。
好みの(と思っている)太さよりは若干細いのですが、カット(バレルに刻まれている溝)の長さが自分の指にかなりしっくり来ていて、狙った場所にかなり近い場所に面白いように飛んで行きます。

どんなデザインがされていて、どんなカットが施されているかで自分とダーツとの相性がほぼ決まるので、なるべくなら多少遠い場所でも試し投げのできるお店で選ぶのがいいかもしれません。

あと3種類まで絞り込み、さらに投げ込み、気付けば3時間半。
最終的に選んだのは、ダイナスティのA-FLOWシリーズ BlackLine "GLADIATOR"。(上から2番目のモデル)
段差の付き方がかなり自分好みで、しかもスッと手を離れる感触が気持ち良かったのが決定打でした。

勢いで代金を支払い、さっそくダーツマシンへ。

…まぁ、実戦ともなると多少緊張してそこそこ外しちゃうのは仕方ないんです。(白目)
とは言え、今ままでよりは段違いの飛びの良さ。
正直、もうちょっとこう… という部分はあるのですが、それを差し引いてもかなり良い感触を掴ませてくれたのでかなり満足しています。

近々、この子を美鈴モデル化したいと思います。

それでは、また次回。

2012年7月2日月曜日

第1回 ─── で、"ダーツ"って何さ?


ダーツを一行で説明すると『的に向かって3本1セットの矢を投げる事を繰り返して結果を競うゲーム』です。

非常にシンプルですが、実際にやってみると『一番の敵は自分』だという事を思い知らされるゲームでもあります。
ゲームと書いてはいますが『メンタル・スポーツ』の側面が大きいかもしれません。

さて、ダーツにはどういうゲームがあるのか、というとこれまた大雑把に書くと
『点数を増やす』
『点数を減らす』
『陣取り』
この3種類しかありません。
内容や詳しいルールについては後日書く予定ですが、待ちきれない人はWikipediaなどで調べてみて下さい。

次はダーツ(矢)の構造の説明に行くのが本筋かもしれませんが、常識に囚われないこのブログ。
ダーツを扱う時の"マナー"を先に紹介したいと思います。

と言うのにも理由がありまして、それはダーツの成り立ちが大きく関わっています。
もともとダーツは『本物の矢を木の切り株に当てる遊び』から産まれたゲームで、矢はやがて手で投げるダーツに変わっていきますが、当然そのダーツの先は鋭利な金属製の針でした。
やがてプラスティック製の"ティップ(ポイント)"が開発されるのですが、やはり下手をすると危ないので"マナー"という形で受け継がれています。

・人に向けない、投げない
・他のプレイヤーが自分より前にいるうちは投げない
・ダーツを人に渡す時にはフライト(羽根)の側を向けて渡す

ダーツを扱う時の基本はこの3つ。
ゲーム中のマナーなどはまた後日に書く予定ですので、まずはこの3つを覚えておいてください。

それでは、また次回。