2012年7月7日土曜日

第2回 ─── 次のダーツを買いました。

少し間が空きました。

福岡・天神で新しいバレルを見つけようと久々に行ってまいりました。
今回お世話になったのは『ダーツショップ TiTO(ティト)福岡』。
九州の各所にダーツバーやダーツショップを展開しているお店。

実は先月下旬に4000円くらいのバレルを買っていたのですが、これが思ったよりもしっくり来なかったのでこれは実際に試し投げで決めないとあかんなぁと。

『バレル』とはダーツの部品で実際に投げる際に指で持つ(支える)部分の事で、多くのメーカーから非常に多くの形・デザインのものが販売されています。

ダーツマシンが置いてあるネットカフェやバーなどで無料で貸してもらえるダーツは『ハウスダーツ』と呼ばれるもので、とにかく安く大量に作るため本当にシンプルなデザインです。
ダーツが好きになって、ハウスダーツに満足できなくなってきたら『マイダーツ』を購入する、というのが一般的な流れになるでしょうか。

さて、今回の目的のバレル。
実はどういう系統で選ぶかをかなり迷っていました。
今までの経験上、太めでバレルの重心が前寄りのもの、という見当はかなり固まってきていて、先日選んだバレルもそういう感じだったのですが、どうにもしっくり来なかったのです。

このお店ではパッケージと一緒に試し投げ用のバレルが吊るしてあるので、それを実際にボードに投げて感触を確かめていきます。
自分のイメージに近いバレルを次々に黙々と投げ込んでいくと、ちょっとあれっ、と思ったものがありました。
好みの(と思っている)太さよりは若干細いのですが、カット(バレルに刻まれている溝)の長さが自分の指にかなりしっくり来ていて、狙った場所にかなり近い場所に面白いように飛んで行きます。

どんなデザインがされていて、どんなカットが施されているかで自分とダーツとの相性がほぼ決まるので、なるべくなら多少遠い場所でも試し投げのできるお店で選ぶのがいいかもしれません。

あと3種類まで絞り込み、さらに投げ込み、気付けば3時間半。
最終的に選んだのは、ダイナスティのA-FLOWシリーズ BlackLine "GLADIATOR"。(上から2番目のモデル)
段差の付き方がかなり自分好みで、しかもスッと手を離れる感触が気持ち良かったのが決定打でした。

勢いで代金を支払い、さっそくダーツマシンへ。

…まぁ、実戦ともなると多少緊張してそこそこ外しちゃうのは仕方ないんです。(白目)
とは言え、今ままでよりは段違いの飛びの良さ。
正直、もうちょっとこう… という部分はあるのですが、それを差し引いてもかなり良い感触を掴ませてくれたのでかなり満足しています。

近々、この子を美鈴モデル化したいと思います。

それでは、また次回。

2012年7月2日月曜日

第1回 ─── で、"ダーツ"って何さ?


ダーツを一行で説明すると『的に向かって3本1セットの矢を投げる事を繰り返して結果を競うゲーム』です。

非常にシンプルですが、実際にやってみると『一番の敵は自分』だという事を思い知らされるゲームでもあります。
ゲームと書いてはいますが『メンタル・スポーツ』の側面が大きいかもしれません。

さて、ダーツにはどういうゲームがあるのか、というとこれまた大雑把に書くと
『点数を増やす』
『点数を減らす』
『陣取り』
この3種類しかありません。
内容や詳しいルールについては後日書く予定ですが、待ちきれない人はWikipediaなどで調べてみて下さい。

次はダーツ(矢)の構造の説明に行くのが本筋かもしれませんが、常識に囚われないこのブログ。
ダーツを扱う時の"マナー"を先に紹介したいと思います。

と言うのにも理由がありまして、それはダーツの成り立ちが大きく関わっています。
もともとダーツは『本物の矢を木の切り株に当てる遊び』から産まれたゲームで、矢はやがて手で投げるダーツに変わっていきますが、当然そのダーツの先は鋭利な金属製の針でした。
やがてプラスティック製の"ティップ(ポイント)"が開発されるのですが、やはり下手をすると危ないので"マナー"という形で受け継がれています。

・人に向けない、投げない
・他のプレイヤーが自分より前にいるうちは投げない
・ダーツを人に渡す時にはフライト(羽根)の側を向けて渡す

ダーツを扱う時の基本はこの3つ。
ゲーム中のマナーなどはまた後日に書く予定ですので、まずはこの3つを覚えておいてください。

それでは、また次回。